内容(「BOOK」データベースより)
まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。
ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.―ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。
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『―番外地』を読むために、新刊扱いの時に読了したのを改めて再読。
行天の過去に対して負い目を感じている多田、一方それを特に気にせず飄々と生きる行天、高校卒業以来二人の間で止まっていた「時」が久々の再会をきっかけにゆっくりと動き出した感じ。
再会までにお互いがそれぞれの人生で経験した色々をベースに、便利屋として一緒に働くことで一匹狼同士が互いに歩み寄っていく、けれど適度な距離を保ってべったり馴れ合いのもたれかかりがない感じがいい。
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