携帯ホラー小説文庫化第4弾は3編収録。
『トイレ』・・・雑居ビルのトイレに駆け込んだ女子大生が個室に監禁されてしまう。
閉じ込めの恐怖感を煽った割に、案外あっさりと脱出できて多少肩透かし。
『間違い電話』・・・男子高校生が間違い電話をかけてきた女の子と会話を重ねるうちに、相手の殺人計画を知ってしまう。
物語後半の後半、(あれ?あれれれ?おいおい)となる。
『イタズラ』・・・バイト仲間の一人が毎日イタズラに遭う。
犯人に意外性があり、ホラーよりも切なさとか悲哀といったものを感じた。
シリーズ4作目ともなると、サクサク読めるが、ジワジワくるという安定の展開に安心感を覚える。
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