普段、海外作品は登場人物の整理が難しく、訳語も不自然なことが多いので読まないのだが、
話題作だったので手に取ってみた。

「われわれにとって大事なのは、警部、真実ではなく正義ですよ。そうでしょう?」
450Pの物語が、判事殿の最後の一言であっさり片付けられてしまった。

滔々と語られた、アレックスの壮絶な人生はなんだったのか。
フィクションとは言え、それでいいのか?

期待値のハードルを上げすぎたかな。
翻訳は違和感のない言葉遣いで読みやすかった。

カミーユに対するアルマンの心遣いは素敵。
(読了日;20150210)



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