覚醒剤密輸阻止のため、’92〜’93年にかけて、FBIの囮捜査官がヤクザの下っ端と接触して、東京に
拠点を置き1,400人(当時)の組員を抱える暴力団・極東会の吉村光男組長を、ハワイに誘き出して逮捕
するまでの経緯をさらっと描いた実話。
作戦が功を奏し、吉村は最高警備レベルの連邦刑務所での服役判決(10年超)を受けた。
これ以降、日本のヤクザによる米国での麻薬密輸・販売は激減したという。
盗撮カメラや盗聴マイクを仕込んだホテルの部屋で取引の話をさせてる最中に武装したFBI捜査官が
踏み込むなど、どこか映画を観ているような感覚。
なお、この逮捕劇以降を吉村側から見た書籍に
『連邦刑務所(プリズン)から生還した男―FBI囮捜査と日本ヤクザ』
もあるようなので、機会があればそちらも合わせて読んでみたい。
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