にゃむこのメモ帳

読了本の感想を中心に、その他もろもろ。たまには猫のミルクさんも登場するよ。

タグ:吉川英梨



女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ4作目。

ついに宿敵リクルーターの正体が明らかになる一方、同時に政界・警察組織に食い込む深い闇も露見した。
もはや原麻希一人で手に負えるレベルではなくなってきているか?
ここにきて夫も少しミステリアスな存在に。

また、リクルーターを深追いするあまりの彼女自身に生じた微妙な心情の変化がどう次に繋がっていくか興味がある。

シリーズ最新作にして完結編『ルビイ』が7月4日あたりに発売らしいので今から非常に楽しみ。



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女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ第3作。

ミッション系お嬢様高校での殺人事件を軸に、今回も一見無関係と思われるいくつかの事件が絡み合っていく。

本作は事件の動機、麻希と娘・菜月との接し方など、親子(母子)関係の難しさが色濃く反映されている。
「教育虐待」を受ける側は相当、精神的苦痛だろうな。

事件後の辞令で宿敵リクルーターの捜査に全力を注げる態勢が整った麻希。

次作『エリカ』も見逃せない。



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女性秘匿捜査官・原麻希シリーズ2作目。

前作から一年後、今回の舞台は奈良県。
県知事選挙候補者誘拐事件と全裸女性遺体損壊事件を両軸に、いくつかの事件が複雑に絡み合い、前作同様スピーディに二転三転していく。

事件解決後、更に物語をひっくり返すようなリクルーターの揺さぶりがあって、次作『マリア』を続けて手に取らざるを得ない。

前作同様こちらも大変2時間サスペンスドラマ的構成なのだが、脳内イメージ的に、
原麻希=原沙知絵
大阪府警の嵯峨美玲=東てる美
奈良県警の恥部・吾川=村田雅浩
かな。



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女性秘匿捜査官・原麻希が社会の闇に挑む、長編警察ミステリー。
女性目線の警察小説は姫川玲子シリーズ以来なので楽しめた。

彼女が8年前に関わった事件と現在進行形の事件との関連性が疑われ、その二つの事件が交互に描かれて読者目線が変わるので、読んでいるこちらを飽きさせない。

過去の事件捜査に何があったか、現在とどう繋がってくるのかも含めて、現在進行形の事件がクライマックスに向けてピーディに語られていてところは、良くも悪くも二時間サスペンスドラマ的で妙な安心感がある。
第2弾以降も期待したい。



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