にゃむこのメモ帳

読了本の感想を中心に、その他もろもろ。たまには猫のミルクさんも登場するよ。

タグ:堀尾省太


神ノ離忍化した佐河の不気味なことよ。
心身ともにまだ完全に制御しきれていないところに、樹里たちのつけ入るスキがあるか。
いずれにしてもコイツとの決着をつけないと元の世界には戻れないかな。
(読了日;20140917)



樹里の甥・真の能力が覚醒。
神ノ離忍を意のままに操れる(ようだ)。

そしてこの期に及んでもなお父・貴文のダメっぷりが印象的。

樹里による本石の破壊(プシッと踏み潰したあの目玉は誰のもの!?)、兄・翼の奪還、佐河と潮見の瞬時の
攻防、潮見の寝返り等々、時間の止まった世界で物語は大きく動いた。

読んでると常に感じられる緊張感がたまらない。
(読了日;20140917)



佐河の目的と生い立ちがわかる。
樹里たちとの間に和解はないな、と思ったが、やはり裏の意味が隠されていた。
脳と目玉、心臓だけというシンプルな姿になった佐河に、かえって威圧感を感じる。

一瞬(だけ)カッコよかった親父は、結局貧乏くじを引いちゃったね(笑)

止界から現世へは全員無事に戻れるのか、佐河との対決はどう着地するのか、いよいよ次巻最終巻。
(読了日;20141221)



完結。
佐河の最後があっけないというか自然消滅的な感じで、(えっ、このままバトル終わり?)と、思っていた
よりも大人しいエンディングになった。

樹里も無事、止界から現世に戻ってこられて、ハッピーエンドは何より。

現世の時間が動き出す瞬間の描写が秀逸。
「時が流れている日常」は平凡だけどいいものだと思えた。
(読了日;20141229)



読書日記 ブログランキングへ
今日もワンクリック、アリ\(*^▽^*)/ガトゥ


特に前説らしい前説もなく、読者はいきなり物語に世界に放り込まれる。

設定や世界観を手探りで理解していくことになるが、物語の登場人物たちもまた、「止界」と呼ばれる
すべての刻が止まった世界で動けること、できないこと、己の術力の判断等、ある意味手探り状態の
中で物語は進む。

特殊能力を持った天才少年やしょっちゅうパンチラする巨乳美少女といった、いかにも読者受けしそうな
タイプの登場人物はおらず、どこにでもいる等身大の人物像を描いていてリアリティがある。
(読了日;20140915)


樹里と翔子の過去が一部語られる。
二人は幼少期に止界で面識があった。

翔子の目的は止界に消えた家族を探すため?
実愛会のブレーンとなった経緯も気になる。

樹里の能力覚醒が今後どのように影響してくるか、まだ測りかねます。
(読了日;20140916)



1巻から物語内の緊張感が持続している。

樹里の父親がやはりクズ(な考えの持ち主)だった。。。

樹里と翔子の直接対話がすんでのところで叶わなかったが、実現したらどうなるか想像もつかない。

樹里の兄・翼の体内から「クラゲ」が出てしまうのを防ぐことはできるのか?
(読了日;20140917)



樹里と翔子がわだかまりを残しつつ共闘体制を取り、翔子の望み通り「神ノ離忍(カヌリニ)」となっていた
家族を見つける。
兄は生きていたというオマケ付き。

一方で実愛会教祖・佐河の本来の目的が明らかとなり、仲間割れの雰囲気。作品全体に漂うのは相変わ
らずの緊張感。
(読了日;20140917)



読書日記 ブログランキングへ
今日もワンクリック、アリ\(*^▽^*)/ガトゥ

このページのトップヘ