にゃむこのメモ帳

読了本の感想を中心に、その他もろもろ。たまには猫のミルクさんも登場するよ。

タグ:我孫子武丸



「多重人格モノで叙述トリック」は禁じ手ではないのですか?(苦笑)
タイトルが全てを物語っているというね┐(´∀`)┌ 

さらに、最後の方、妹が兄の××を××しちゃった一連の話(伏字だらけになっちゃった)は、要らなかったのではないでしょうか。

叙述トリック作品では、『殺戮にいたる病』『ハサミ男』の足元にも及ばないと感じました(※あくまで個人の感想です)。



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我孫子武丸と言えば、サウンドノベルゲーム「かまいたちの夜」である。
どれをどう選択しても吹雪の中、アイスピックでザクザクガシガシ、メッタ刺しにされて血みどろの<BAD END>になる、あの名作である。

あれのミスリードに幾度となく苦汁を飲まされた身としては、本作では引っかかるまい!と決意。

いきなりエピローグから始まり面食らう。
戸惑いつつも注意深く読み進め、うん、大丈夫、犯人はコイツで間違いない、と最後に来て。。。

(ノ∀`)アチャーまたやられたよ、見事に騙された。
またしても氏のミスリードにしてやられた。

今のところ、今年度上半期一、二位を争う最高傑作。
さすが我孫子武丸。

(※ネタバレなしでレビューしたらこうなりましたw)




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